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P O P !!!

この記事、2012年中に滑り込みアップしたはずが今まで非公開になっていて脱力しました。ぬかったわ……。

12月29日、発売日きっかりの到着。そして中身丸わかりの箱。
まさかフィギュア本体の置き場のみならず外箱の処遇にまで頭を悩ます羽目になるとは……。
テンションが上がってるのか恥ずかしさで頭に血が上ってるのか判然としないまま開封。箱でけえ。キラーの箱もでかいけど、キッドの箱はその2倍はある。実質2人分入ってるみたいなもんだから仕方ない。

キッドの箱は中にもキッドいっぱいいるなあ。側面には「死ぬか生きるか！〜」とでかでか書いてある。フィギュアーツと一緒。これがキッドの代表的なセリフと考えて間違いなさそう。

キラーの箱は何といっても外側のストライプ模様にこだわりを感じるんだけど、敢えて中を撮る。窓の形状がキッドのと違うのは何でかな。妙に凝った形。
箱の色が青基調なのでやっぱりテーマカラー青なのかなあと思いきや台座が黄色かったのでちょっと判断に困る。
それではさっそく本体について。
完全にカメラ小僧と化して写真大量に撮ったんですけど、アップするのは20枚くらいに抑えました。それでも長いので続きから。


まずはキッドから。


……何が素晴らしいって、コートが別パーツなところ。今までコートで隠れがちだった肉体美が白日の下に！


これまでのキッドフィギュアと違って、コートとの接合部がないので背筋がなめらか！正直コートや替えパーツなくても売れると思います。素晴らしい！


ベルトも外れるのでこの通り特盛感満載の筋肉が拝めます。まるで板チョコのように割れた見事な腹筋。
今更気づいたんだけど、腕輪両手に付けてるんですね頭……！慌ててコミックス確認したら確かに付けてるっぽいコマがあった。うわあ気づかなかった恥ずかしい。

銃と刀のディテールも大変凝っております。ベルトとの質感の違いが明確。
ていうかやっぱり刀だよねこれ。キッドと和のイメージが結びつかないけど流行ってるのかな、刀。ローも全く和の要素ないけど刀持ちだしね。


POPキッド、何もかも値段に見合ったハイクオリティさの中で特筆すべきは顔の造形。ちょっとヤバいこれ。ヤバい。特徴的な鼻梁のニュアンスだとか眉間の皺だとか口角の上がり方だとか目元の筋肉だとか黒目と白目のバランスだとか瞳が赤いところだとか……最高じゃないですか！！口開けたバージョンの方も舌まできっちり作ってあって、原型師さんってすごいなあ。
個人的にはグラメンキッド以来のヒットです。
ただ首や腕を取り替える時、頭がロケットのごとく飛んでいくので笑ってしまう。roomされたのか。私POPローは持ってないけどroomごっこに格好の素材だなキッド。

ひとりroomごっこだってできるよ！


そして待望の腕装着。
うおおおおお！！！ええフォルム！そして色！
ちょっとこの写真だと赤味強いけど実際の重厚な色合いは素晴らしい。どんなものがくっついてるのか眺めるだけでも楽しいな。主に工業用品で構成されてるみたいなので、廃工場の付近で戦ってる状況かなあ。
これ腕ありの胴体に付け替える時に本体の左腕が外れるんだけど、2年後キッドの腕こんな感じになってるのかなあと思ってちょっとしんみりした。

背景に生活感がにじみ出てて締まらねェなァユースタス屋……。このコートのうねりはためき具合がまたたまらない。ムラ加工でモサモサ感10倍！
よし次はキラー！


ああちょっとキッドの名残が。


キラーって最初こんなに細かったんだなあ。何かキッドと比べて胸筋の盛りがおとなしめ。
今回仮面の素材が金属だって大変わかりやすい。白い部分も鈍い光沢を放ってて渋い。

ダイヤル？部分がプリントだったのは若干残念だけど諦めがつく。
武器の凝りようを見てしまえば。

このダメージ加工！刃こぼれのみならずアタッチメント部分も傷だらけ。あまたの死線をくぐり抜けてきた雰囲気が出てる。これまでになく重めの色調で、貫禄さえ感じる。使い込んでるんだろうなあ。これは間違いなく殺戮武人の得物！


刃を入れるケースは革製っぽい……違いますよ尻を撮りたかったわけじゃないですよ。覗いたら背中見えないかなあって思っただけですよ。しかしデニムのステッチ部分まで再現してあって本当に細かいなあと思う。


このシャツの皺が好き。ああ、ちゃんとキラーの背中に水玉模様がついてる……。



髪の毛のダイナミックな動き！パール加工によるキューティクルの存在を確認。うらやましいほどツヤツヤ。個人的にはスーパーエフェクトくらい抑えた色調だとなおうれしいけど、これはこれで派手でいい。毛束がくっきりしてるから、陰影の付き方も面白くていいね。


刃が動くのでしばらくぐるぐる回して遊びました。
足首の曲げ方だとか上体のひねり方だとかで自然な躍動感が出てるのがすごい。どんな角度から撮っても格好がつく。ただ斜め後ろだけは首が長く見えるのでNGだ。髪の毛くっつけるのに面積がいるから仕方ない。
さて、最後はセットで！待ってた。この日を待ってた。


背中合わせ！背中合わせ！背中預け合うふたり！！！
もはやアイコンタクトさ