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西の国から
今さらですがBLUE DEEPについて。
今中欧を長期旅行中のため、手元にないんですが、何というか読んでみてびっくりしましたね。
まずはコンビニに売ってた BLUE DEEPを、BLUEの再販だと思い込んで長らく手に取らなかった自分に心底びっくりしたよね。カバじゃなーい?って頭の中のワポル様が私めをお罵りあそばされました。それはさておき最も驚いたのは、キラーの紹介に1ページ割かれていたことです!そこ何が書かれていたかより、扱いの大きさにのけぞったわ。キラーの紹介に1ページ割くなら、例えばキッドやローの紹介に3ページは割くところだと思うんだけど、彼らも1ページ。レ、レイアウトの都合だよね?もしかしてこれから活躍するフラグ?数える程しかセリフのないキャラの扱いと違うぞこれは。クローズアップされていてうれしい反面こんな大きな扱いでいいのか半信半疑で、お前はだからキラーの何なんだよという話ですね。いちファンなんだから素直に喜んどけ。
しかし編集の人も書くことなくて登場シーンのほぼ全てに解説入れてるような状態だけどいいのか。それはそれで重箱の隅をつついて突き破る派にはありがたい記述ばかりでしたけども。本当に色んな取っ掛かりが得られた。
あ、キラーに関する諸々に言及する前にですね、ヒートとワイヤーについて喜びの雄叫びを挙げたいと思います。
名前判明おめでとう!!!‼
これでもうドレッド頭とかゾンビとか網タイツとか虫歯菌とか言わなくていいんだね。あ、虫歯菌って呼んだことはなかったかもしれない。色々名前を妄想していた時代もありました。見たまんまミュータンスとかね。思いのほか2人ともさわやかな響きの名前で何とコメントしていいやら。他にジュディとマリーみたいに出オチみたいな名前のキャラがたくさんいる中で、ずいぶんまともな名前だなと思います。
ヒートは火を吹くからだよね。わかりやすい。でもワイヤーは何なんだ。網タイツ部分を指してるのか。
ローんところのシャチが何故シャチか判然としないように、ワイヤーのことも考えたところでしょうがないのかもしれない。
しかし何だかキッドが「ヒート!」って呼ぶのは想像できるのに、「ワイヤー!」って呼ぶのかどうかはわからない。呼んだらヌウッと現れそうではある。何というかワイヤーとキッドがどんな話するかがわからないんだよね。ワイヤーがしゃべるのかどうかもわからないし。一応ワイヤーという単語を調べてみたけど、関連しそうなものは、イギリスのパンクバンドとマグネットワイヤーという商品しか見つからなかった。後者はほら、キッドの能力が磁力だから……関係ない絶対。
名前の判明によりますます謎キャラになってきたワイヤー。しゃべったら語尾が「~わいや」なのかもしれないね!そんなこと1ミリも思ってないけどね!さて、話をキラーに戻します。
繰り返しとなりますが、今BD(ブルーレイではない)が手元にないので記憶がおぼろげです。
えっと、何かキラーがキッドにとって特別な存在とか書いてありませんでしたっけ。正しくはキッド海賊団の中では、ということはわかってんだけどわかってんだけどわかってんだけどもうキラーだけがキッドを呼び捨てにして許されるということを、このような形で肯定されて興奮しない訳がない。
親友とか右腕とか相棒とか私にとって耳触りのいい関係性しか浮かんでこないんですがよろしいんですね?
ふう。この辺の記述を読んだだけで頬に赤みがさすのが自分でもよくわかりました。赤ら顔キモい。
次に、キラーの被ってる仮面が鋼鉄性だと明かされたことについて。
以前私は仮面について、キッドの能力に巻き込まれないよう木やアルミ系素材でできているのではないかと考察しました。でも、実際は鋼鉄製だった。たぶん武器もそう。このことから、キラーが覇気によって自分の周囲だけキッドの能力を無効化しているという可能性が浮かんできます。身体強化系は武装色の覇気でしたっけ?
キラーが実の能力者でないことが濃厚であり、なおかつ億越えの賞金首だということを考えると、おそらくキラーは覇気を使えるんでしょう。覇気でキッドの能力の干渉を抑えて普通に動ける、というのは並大抵ではないと思います。
そういう修行もしたんじゃないかな。リペル100本ノックみたいな。逆に無効化せずに磁力を活用した加速攻撃みたいな連携技もできるかも。夢が広がる。
キッドが磁力を味方に影響しないようコントロールしている可能性もありますが、オークション会場での戦闘を見るに、たぶんそんな都合のいいようにはできないと思われます。1対1だったらわからないけど、乱闘が多数だろうし。無作為だからこそあの威力だと思う。で、何でそんな苦労をしてまでキラーが鋼鉄の仮面を被ってるのかが謎だよね。
恐らくは、日々是修行の精神によるものなんじゃないかと思うんだけども。苦労したがりというか。冷静な性格らしいということを書かれていたけど、それは求道者的なストイックさからくるものかもしれない。鍛錬し続けて誰よりも強くなりたいって。戦闘の機会が多そうなキッド海賊団にあっては、常に覇気をまとっていないと、磁力ですっ飛ぶ羽目になりかねない。
仮面は賞金稼ぎに見つかりやすくするための目印、って昔考えたことがあったけど、そういった意味合いも含めて“殺戮武人”キラーにとって仮面のメリットは大きいのかも。パスタもちゃんと食べられるし。
もしくはキッドとの力量差のバロメーターとも言えるかもしれない。能力無効化というのは実力差があったらできないことだろうから、キッドの磁力に対抗するためには、キッドに負けじと力をつけていかないといけない。肩を並べる友であり、身近な強敵。
磁石にくっつかない不思議鋼鉄の可能性?知るか!
あとは、16点鐘の件で世情に詳しいみたいなことも書かれてたよなあ。あれは生い立ちに関わってくることだと思う。どんな環境で育ち、どんな教育を受けてきたか。
キッドの右腕的な立場を自覚した時から、様々な知識をつけてサポートできるようにしてたんだとしたら私に良し。時間がないので、つづきはまた別の日に!
あ、今いる国で現地版ワンピ買って帰ろうと思うので、その感想もいずれ。既に立ち読みしてみたんだけど、なんか新鮮な感じ。16点鐘の説明が日本語版よりさらに長文になってた。
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