WJに仕掛けられた罠の感想
レジに持っていく前に中身を改めようとしたのがいけませんでした。
脱獄できて良かった良かった、黒ひげ一味はどうなったんだろう、マゼラン署長が処罰を受けたりしなければいいけどなあなどと思いつつ、読み進めていきます。
バギーはその内口先三寸で、自分より強い仲間だらけの大海賊団を結成して歴史に名を轟かせるんじゃなかろうか、みたいなことも考えながら。
ボンちゃあああん!!オカマ畑でつかまえて!!!
こんな友達思いの殺し屋ってあるか!と思いました。
投獄で済んだアラバスタの時はともかく、流石に毒の直撃を喰らって五体満足でいられるとは思えません。
生き永らえても、このことで酷い拷問を受けることになるのではないでしょうか。
己の身を散らしても、友情の花を咲かせようとする心意気、それがオカマ道。
最後までボンちゃんに喋らせてくれた署長も、その心意気に何か感じるものがあったのかもしれません。
皆がボンちゃんの名前を連呼するシーンから、「本望」の辺りでもう堪え切れなくなりました。
(ああ立ち読みしようとした天罰ですか、わかりました化粧が流れ落ちる前に可及的速やかにレジに持っていきますゆえ少々お待ち下さい)
と心の片隅で呟きつつ、涙をこらえてページをめくると
セパレートなパンツが寝ているではありませんか。
(ああああああやめて下さい涙を笑いにシフトさせるのはやめて下さい!!顔面が泣き顔と笑い顔の中間で恐ろしい引き攣りを起こしています!!ごめんなさい!!)
予想通りというかなんというかパンツまでフィフティーフィフティーなイナズマさんに全てをぶち壊しにされました。
神様に謝ったところで、もう遅かったのです。