ちょこちょこ書いていたキッドとキラーの小説がそろそろできそうなので、近日中にアップ致します。夏らしくカラッとしたの書きたいと思ったけど、大層じめっとした出来。私の住んでいるところは夏の湿度が高いので、自動的に作るものもウェッティになるんですよ。まあ嘘ですけど。
どうせベタッとするならベタッとしてるキッドとキラーが描きたいよ。カラッとした関係のふたりが理想だけど、ポーズ的にはベタッとしているといいよ。無意識に。
以下本誌ネタバレ注意↓
新刊を読んでから、自分の中で魚人株が上がってる。アーロンはいいキャラだなあ。決していいやつじゃないんだけど、魅力的に映る。過去話によって凶行に走った背景が明らかになって、複雑さを増してる感じ。何事も善悪二元論では片付けられないよね。
ホーディはアーロンの表面的な部分だけ見て是としている感じはある。タイのお頭やジンベエからアーロンに、アーロンからホーディに、世代間で伝言ゲームが失敗しているんだと思う。それをどう解決していくのか、今後の展開が楽しみ。
ところで、ゼオは良いですね。登場からしばらくは冷静な2番手キャラかと思ってたけど、部下に踏まれたり、自称貴族だったり、シカトされて「わざと小さな声で言ったからな!」とか言っちゃったり、完全におバカ枠だった。こういう奴は愛しくなる。どこからが服なんだか皮膚なんだかなデザインも好き。
キラーも出番が増えてきたら、実はギャグキャラだったっていう可能性もあるよなあ……。カク辺りも、コメディ担当かと思いきやシリアス担当で、でも最終的にはギャグ担当だったから、キャラの性格付けなんてわからんものよな。それこそ複雑極まりない。